紙のマニュアルを繰るのはたるいので書き写しました!(アホや…) 紙のマニュアルって「文字列検索」できないから困るんよね。 一気に検索できるように少々でかいけど1ファイル構成です。 XHTML1.1とシンプルなCSSのデザインなのでlynxでも十分OK。 テキストだけバージョンに変えるのも簡単。 背景はcomposite station official web siteのです。 文章共々ソフト応援の一環として黙認して頂けるといいのだが…。 つーか使い方くらいオンラインで公開すればいいのに。 どうせ体験版配ってんだから使い方もきちんと教えてほしいなあ。 体験版版のreadmeにはまともな使い方書いてないので、ほんと設定方法が手探りなんですって。
▼「VJって??」と初耳な方に念のため。。。
▼クラブやライブなどで音に合わせて映像をミックスして空間演出を行うひと =ビジュアルジョッキーを略して「VJ」などと呼ばれています。VJにも様々なス タイルがありますか、従来はビデオデッキ数台にビデオミキサーなどを組み合わ せてその場の音や雰囲気に合わせてリミックス、そしてビデオプロジェクターな どに投影というスタイルで行われていました。
▼ここ最近のパソコン(PC)はとても高スペックになり、クオリティの高いムー ビーも取り扱えるようになってきたため、最近ではPCを使ってこのVJを行うひと が増えてきています。ということで「VJソフト」と呼ばれる、ライブ映像送出用 のソフトが登場したのです。
▼PCでVJを行うメリットとは?繰り返しループしている映像を流したり、瞬 時に素材を選んできてスイッチングやミキシングをできる点。それからコンピュー タグラフィックスやタイポグラフィのようなアニメーションのムービーをPC上で 作成する場合は、ビデオテープに収録しないでそのままPCで映像を送出するほう が手間が省けます。さらにノートPCを使えばコンパクトなVJシステムに。このよ うな理由からPCを使ってVJを始める方が急増しています。
目指したのはプレイヤーの感性にダイレクトに答えるレスポンス性能。
"composite station"はWindows環境に最適化されたコアエンジンを新設計し て装備。ムービー再生の反応速度や、特に複数のムービーを同時に再生したとき の高フレーム数の確保などは随一の性能を誇ります。
このダイレクトな操作感はまさしく映像を演奏にするということ。お使いの PCプレイヤーの感性に応える「映像楽器」に生まれ変わる!
理論上32ものレイヤーに対応する圧倒的仕様の合成機能を装備(実際にはそこ まで重ねてもCPU側が追いつきませんが・・)。たとえば320×240ドットの圧縮形 式ムービーであれば数本は余裕で同時再生が可能です。
たとえばバックグラウンド用ムービー、タイポグラフィ用ムービー、ワンショ ット系のムービーを準備しておき、"composite station"上でその場でライブミッ クス。僅かなリソースで最大限の効果が得られます。
合成機能は多彩なバリエーションを装備。プラグイン形式によるバージョン アップ対応です。
ムービーのバリエーションを広げる多様なエフェクト機能を装備。基本に忠 実にムービーをタテ・ヨコに反転、色反転。さらにコマ落ちやブラー効果までも 装備。同時に複数のエフェクト機能を組み合わせて利用可能です。
更に、圧倒的なのはキーに割り当てた全てのムービーごとにエフェクトを設 定できること。
たとえば同じムービー素材でも、キー毎にエフェクト設定を変えながら割り 当てておくことで、バリエーションを多彩に増やしてしまう。VJネタ用のムービー 加工の手間を大幅に軽減します。
PCにビデオ入力の環境があれば、"composite station"上で入力映像とのライ ブミキシングが可能です。ビデオカメラやビデオデッキの映像とムービーファイ ルとミックスしてパフォーマンスが行えます。
ビデオ入力機能が装備されていないPCでもビデオキャプチャリングボードや PCカード、またはUSB形式のキャプチャーケーブルなどを利用して簡単にビデオ 入力機能を装備できます。
ライブで思いがけずイベントやDJのクレジットを求められたときも安心、そ の場で入力して送出できるテロップ機能を装備しています。
PCの内蔵フォントがそのまま使えて文字の大きさ、カラー、アニメーション 設定や送出速度も自由自在、もちろんムービーやライブ映像とのミキシングが可 能です。
ビートに合わせてBPM値を算出するタップ機能を装備。BPM値にあわせてムー ビーの再生ポイントを設定したりムービーの再生スピードそのものを可変するこ とが可能です。
簡単なキー操作でパフォーマンスを再現するオートパイロット機能を装備、 面倒な繰り返し操作は"composite station"に任せてください。
またオートパイロットの映像にライブコントロールの映像をミックスしての 操作が可能。オートパイロットと組み合わせて手動でエフェクトを加えたり、ムー ビーファイルを重ねたり、と人間離れのオペレーションを可能にします。
"composite station"をPCとMIDI接続した機器による制御が可能です。プレイ ヤーにあったコントローラの選択に応え、ビジュアルパフォーマンスのスタイル が大きく進化します。
さらに外部シーケンサーからMIDIコントロールすれば音楽データと高分解能 単位で同期させて、グルーブ感を持った映像編集システムの誕生。ミュージック クリップ製作向けの全く新しいツールとして活用できます。
AVI、QuickTime、そしてMPEG1、MPEG2などPCで取り扱う主なムービーファイ ル形式に幅広く対応。さらに色深度や表示サイズの自動変換機能を装備している ため、お手持ちのムービーストックはリサイズや修正作業が不要でそのままミッ クスして使えます。
またJPEG、BMP形式のような映像ファイルもムービーと同じように割り当てて 利用できます。
キーアサイン情報やムービーのサイズを効率的に表示するインターフェース 画面はシンプルかつクールなデザイン。この画面をズーム拡大機能付きのスキャ ンコンバータと組み合わせて、手元の画面ではコンソール画面を、外部テレビモ ニタ等にはパフォーマンスの画面表示を、という使い方ができます。
フルキーアサインでプレイするからフルスクリーンサイズでの迫力のプレイ が可能。さらにフルスクリーンサイズでも高速なレスポンス性能はそのままに、 ビデオ出力端子を装備するPCならそのままプロジェクションが可能です。シンプ ルなセッティングでプレイヤーのセッティング負担も大幅に軽減します。
Windows98からサポートされたデュアルモニタ機能を利用して、コントロール 画面とフルスクリーン映像の画面を別々に表示できます。
"composite station"のソフトウェア自体でアニメーションを生成するジェネ レート機能を装備。"composite station"がシンセサイズ(映像生成)機能を装備 します。
光源系やミラーボール系などの様々なバリエーションのジェネレート機能が 提供される予定です。これからの"composite station"の進化にご期待下さい。
"composite station"のインターフェース画面は、ムービー再生のモニタリン
グと映像オペレーションが同時に行えます。どの設定画面を表示してもムービー
再生画面が隠れてしまうことの無いように設計されています。
ミキシングやエフェクトをかけた映像を表示する画面です。この画面は320× 240ドットの大きさです。
ズーム拡大機能付きのスキャンコンバータを利用すると、この画面だけをフ ルスクリーンサイズに拡大して外部テレビモニタ上に表示し、手元のPCの画面で はインターフェース画面全体を表示することが出来ます(3.4)。
"composite station"はすべてムービーをキーボード上に割り当てて利用しま す(2.1)。キーマップ上にはムービー割り当て情報を表示しま す。ムービーは自動的に作成される寒ネールによって識別できます。1つのキー マップにつき64種類のムービーやプラグイン機能が登録でき、また12個のファン クションキーを使って数百種類のキー割り当てが行えます。
PC用キーボード以外に、MIDI楽器からもコントロールが行えます。 (3.2)。このボタンを押すと、MIDIキー用のキーマップを表示 してMIDIノートナンバー上への割り当て設定が行えます。
ムービーの再生はインターフェース上のほかに、フルスクリーンやデュアル モニタに表示することができます(2.3)。
ムービーを重ねて再生したときのレイヤー情報を表示します。キーアサイン のポジションやファイル名、ムービーのタイムライン情報を表示します(2.3)。
キーマップ上に割り付けたすべてのムービーには個別にエフェクトをかけた り、BPMとの同期方法を独立して設定することができます(2.3)。
利用するムービーはすべてこのファイルメニューから選択します。
その場でテキストを入力してムービーに重ねて表示するテロップ機能です(2.8)。
キー操作の順序をレコードしてリプレイする機能です(3.1)。
キーマップ上に合成機能(2.6)やエフェクト機能 (2.7)を割り当てることができます。
システムコンフィグ:各種設定を行います(3.5)
デフォルトキーコンフィグコンフィグ:(2.5)
キーマップファイルの保存設定を行う画面を表示します(2.2)。
ムービーの割り当て情報はキーマップファイルにまとめて保存しておくこと ができます(2.2)。
動作を終了するには、修了ボタンをマウスでクリックするか、[ALT]キーと [F4]キーを同時に押して修了操作を行ってください。
snip.
"composite station"で利用するムービーはすべてこのファイルメニューから 選択します。ファイルメニューの操作は全てマウスで行います。
画面右上のタブから[FILE]メニューを選択してください。
アイコンの隣に[DIR:]と表記されている階層はディレクトリ(フォルダ)を意 味します。ムービーの置いてあるフォルダまで階層を辿って下さい。
このボタンをクリックするとドライブの指定を変更します。
ファイルメニュー一覧の一番上の[..]と表記されたアイコンを選択すると上 位の階層へ移動します。
※日本語表示のディレクトリは選択は判別できませんのでムービーを収納する フォルダ名やファイル名は必ず半角英数字で表記を行って下さい。
※ファイルメニューを選択してもファイルが選択できない場合は「キーマッ プ読込」または「キーマップ保存」ボタンが選択されている場合があります。 マウスで[FILE]メニュータブを選択しなおしてください。
このボタンをクリックすると利用できるファイルのサムネール(ムービーの最 初のフレーム)を作成します。
※サムネールが表示されないムービーの場合は未対応のファイル 形式/圧縮形式によるものである場合が考えられます(3.3)。
ファイルメニューで選択したムービーファイルをキーマップ(2.2) 上に割り当てる方法は以下の通りです。
ファイルメニュー内のムービーアイコンをダブルクリックするとキーマップ 上に登録されます。何度もダブルクリックすると同じムービーを複数のキー上に 割り当てることができます。
※ダブルクリックによる背tなくは、任意のキー上に映像を割 り当てることはできません。いったんキーマップ上に割り当ててからアイコンの 移動を行って下さい。
ファイルメニュー内のムービーアイコンをドラッグ&ドロップでキーマッ プ上に移動すると、キーマップ上に登録されます。
ファイルメニュー内のサムネールアイコンを[shift]キーを押しながら選択する と複数のムービーを同時に選択できます。
複数のムービーが選択された状態で、選択したアイコンのいずれかをキーマッ プ上にドラッグ&ドロップすると、または[OPEN]ボタンをクリックするとムー ビーがキーマップ上に登録されます。
映像が収納されているディレクトリのアイコンごとキーマップ上にドラッグ &ドロップするとディレクトリ内の全てのムービーをまとめて登録できます。
※ディレクトリ内に対応フォーマット以外のファイルが収録さ れている場合、異常終了が生じる場合があります。割り当て登録するディレクト リ内にはムービーファイルのみを収納するようにして下さい。
キーボード上にムービーやプラグイン機能を割り当てた状態のことを「キー マップ」と呼びます。"composite station"ではファンクションキーボードを利 用してバンクの切り替えを行い、キーボード上に数百種類のムービーやプラグイ ン機能を割り当てることができます。
ムービーやプラグイン機能をPCのキーボード上に割り当て設定を行う画面で す。
キーマップ右肩上の PC / MIDI切り替えボタンをマウスで選択して下さい。
バンクの切り替えはキーボードのファンクションキーを利用します。[F1]か ら[F12]までのキーが利用できます。
キー割り当てを解除するには、キーマップ上のサムネールをドラッグ&ド ロップでキーマップ右肩上のゴミ箱に移動して下さい。
ムービーやプラグイン機能をPCと接続したMIDIコントローラのキーノートナ ンバー上に割り当てて設定を行う画面です。
キーレンジボタンをクリックするとMIDIキーマップの表示のオクターブ変更 が行えます。
お使いのPCにMIDIキーボードが接続されている場合は、PC用キーマップ上に 割り当てたムービーとMIDIキーマップ上に割り当てたムービーを同時に利用でき ます。たとえば1台のPCを2人のVJプレイヤーで同時にコントロールすることがで きます。
ムービーを割り当てたキーマップ上のサムネールをマウスで指し示すと、シ ステムメッセージ欄にムービーの収納されているディレクトリ情報が表示されま す。(約2秒間)。
サムネールはドラッグ&ドロップ操作で割り当ての移動が行えます。
すでに割り当てられているキー上への移動は行えません。
別のキーマップバンクへ移動するにはキーマップ上のサムネールをクリック したままファンクションボタンを切り替えて割り当てを行って下さい。
すべての割り当て情報は「キーマップファイル」として保存でき、パフォー マンスの機会に応じてセットの切り替えが行えます。
ムービーを割り当てたキーを押すだけでムービーがスタートします。複数の キーを同時に押すだけでムービーをミックスして再生することができます。
ムービーを割り当てたキーを押すと再生します。キーを押し続けているあい だムービーは再生し続け、キーを話すと停止します。
※キーマップ上をマウスでクリックしても、ムービーは再生し ません。ムービーを再生するにはキー(キーボード)を押して下さい。
ムービーを割り当てたキーを複数同時に押すと、合成して再生します。合成 の種類は自由に選択できます。
[Caps Lock]キーを押すとループ再生のモードに切り替わります。1度キーを 押すとムービーが再生し、もう一度同じキーを押すとムービーが停止します。同 時に複数のムービーをループして再生できます。
お使いのPCの組み合わせに応じて、ムービーを表示する方法が選択できます。 機材の接続方法(3.4)に応じて選択してください。
フルスクリーンから元のインターフェース画面に戻るには、端のほうをマウ スでクリックしてください。
CPUの限界により、複数のムービーを同時に再生するとムービーの再生コマ数 が極端に遅くなる場合があります(同時に数本〜10本以上を再生する場合)。その ような表示をリセットするには[Caps Lock]キーを一度押してループ再生モード のキャンセルをして下さい。
ムービーを再生すると[LAYER]メニュー上にムービーのサムネール、ファイル 名、タイムライン情報等を表示します。
高解像度のムービーを多用する場合は、システムコンフィグメニュー (3.5)で解像度の設定を行って下さい。
「合成」「エフェクト」「ジェネレート」等の機能はプラグイン形式でバー ジョンアップや新作の機能を追加できる仕様になっています。
"composite station"ではこれらの機能をまとめて「プラグイン機能」と呼び ます。
起動時には以下のキー上にプラグイン機能が割り当てられています。
機能キー
テンキー
"composite station"にはさまざまな効果機能が用意されています。これらの 機能はプラグイン形式で自在に追加が行えるため、ここではそれらの機能をまと めて[プラグイン機能]と呼びます。おもな機能分類は以下の通りです。
エフェクト・合成等の機能は、自由にキーボード上への割り当て変更が行え ます。
プラグイン形式の機能は新作やバージョンアップした機能をWebサイト等から 入手して利用できます。
※ composoite station ダウンロードセンター http://composite.jp.org/download/
入手したプラグインを"composite station"のアプリケーション本体と同じ階 層にある[plugins]フォルダにファイルをコピーしてから"composite station"を 起動して下さい。
"composite station"ではキーボード上に割り当てたそれぞれのムービーに対 してエフェクトや再生コントロールなどの機能を個別に割り当てることができま す。たとえば、同じ1つのムービーを個別のキーに複数割り当てておき、キー毎 に設定を変えていけば何通りものバリエーションを用意することができます。
ムービーを合成したときのレイヤー位置を指定できます。
"composite station"では音楽のテンポに同期して映像の変化を加えることが できます。テンポの速度はBPM(bit per minutes)と呼び4/4拍子の音楽で1分間に 刻まれる四分音符のの数で表されます。
"composite station"では[TAB]キーを押してテンポを算出します。音楽に合 わせて1小説文、四分音符のタイミングで[TAB]キーを4回押すとBPMが算出されま す。BPM値は音楽の速度にあわせていつでも調整することができます。
BPMが算出されるとキーマップ上の[TAB]キーの表示に赤色の表示が点ります。
BPMシンク機能では以下のバリエーションで映像に変化を加えることができま す。
シンクポイントは1小節内を16分音符の単位で自由に設定できます。16分に刻 まれたポイントをクリックして選択して下さい。
起動時設定では4分音符のタイミングでいわゆる「4つ打ち」のポイントが設 定されています。
BPMシンク機能を解除するにはキーボードの[Esc](エスケープ)キーを押しま す。
キーコンフィグの設定は簡単に別の設定にセットできます。
ムービーごとに個別にエフェクトを設定しておくことができます。スロット から利用するエフェクト機能のアイコンをマウスで選択し、[EFFECT SELECT]ス ロットにドラッグ&ドロップで割り当てて下さい。
ムービーの再生と一緒に合成方法(2.6)を切り替えるこ とができます。特定のムービーを再生したときに合成方法を変化させる場合に便 利です。
[COMPOSITION SELECT]メニューから任意の合成機能アイコンを選択してくだ さい。
キーコンフィグでよく使う設定は[デフォルトキーコンフィグ]メニューで設 定しておくと簡単にセットすることができます。
"composite station"ではムービーを重ねて再生したときの方法を選択できま す。合成機能はプラグイン形式でパターンを追加することができます。
合成機能はムービーを2本以上重ねて再生したときに実行されます。合成方法 を選択するには以下の3通りの方法があります。
おもな合成機能は以下の通りです。"composite station"にはこれ以外の合成 機能も装備しています。
複数のムービーを同時に再生したときに適用される合成方法を、「合成の初 期設定」と呼びます。起動時には「スクリーン合成」機能が割り当てられていま すが、他の合成方法を「合成の初期設定」として設定することができます。
合成機能はプラグイン形式となっており、後からバージョンアップや新作の 追加が行えます(2.4)。
合成機能の利用は1度に1種類のみです。複数の合成機能を同時に利用するこ とはできません。合成を割り当てられたキーをふくすう同時に選択した場合は、 後から選択された合成機能が優先されます。
ムービーをふくすうオしたときに合成するようにするにはレイヤーの最大再 生数を1つに設定します(3.5)。
"composite station"ではムービーの表現や動作に効果を加える機能のことを 「エフェクト機能」と呼びます。エフェクト機能はプラグイン形式でパターンを 追加することができます。
キーマップ上にエフェクト機能を割り当てるには[PLUG IN]メニュー (2.4)で設定を行って下さい。ムービーの再生と当時にエフェ クト機能を割り当てたキーを押すとムービー全体にエフェクトがかかります。
エフェクト機能は、[KEY CONFIG]メニュー(2.5)でムー ビーごとに個別に設定することができます。
起動時には以下の機能がキーマップ上に割り当てられています。"composite station"にはこれ以外のエフェクト機能も用意されています。
"composite station"では「4分割をしながら色反転をしてブラー再生」とい う具合に、複数のエフェクト機能を同時に組み合わせてムービーを再生すること ができます。シンプルなムービー素材でも様々なバリエーションに変化させなが ら長時間にわたり再生することができます。
エフェクトを組み合わせて利用するには、エフェクト機能を割り当てられた キーを複数同時に押してください。選択されたエフェクト機能が全て同時に実行 されます。
エフェクト機能はプラグイン形式となっており、後からバージョンアップや 新作の追加が行えます(2.4)。
音楽のテンポに合わせて、エフェクトをかけることができます。設定は[KEY CONFIG]メニューで行ってください(2.5)。
"composite station"にはその場でテキストを入力してムービーに重ねて表示 するテロップ機能が用意されています。DJやイベントの名前をその場で表示する 場合に便利です。
[TEXT AREA]内をクリックするとキーボードによるムービー再生の操作は中断 され、再生中のムービーはループ再生または停止した状態になります。この状態 は[SYSTEM CONFIG]タブの[KEY FOCUS]メニュー(3.5)で設定 できます。
入力方法の日本語/英語の切り替えはお使いのPCのフロントエンドプロセッ サソフトのショートカットを利用します。
テロップ機能を割り当てたキーを押すと、(起動時はテンキーの[0]キー)テキ ストをムービーに重ねてテロップを表示します。
テロップ表示をキャンセルするには画面右下の[CLEAR]ボタンをクリックして ください。
設定したテキスト表示は、プレビュー画面上で大きさ、色、動作等を事前に 確認できます。各パラメータに入力された???はプレビュー画面上にただちに反 映されます。
テロップ機能は様々なアイデアを生かしてこれから進化してまいります。進 化した機能はプラグインメニュー側で操作が行えるようになる予定です。
"composite station"では、ビデオ入力機能を利用して、ムービーとライブカ メラやビデオデッキの映像をライブでミキシングすることができます。
ビデオ入力端子にビデオデッキやビデオカメラ等の映像機器を接続します。
この機能を利用するには、下記のいずれかの手段のビデオ入力機能が装備さ れている必要があります。
ビデオ入力??機能を割り当てたキー(起動時はテンキーの[enter]キー)を押す とビデオ入力端子に接続した映像を表示します。
"composite station"のビデオ入力機能は「ライブ入力」の映像を表示するこ とができるという意味です。"composite station"本体には入力された映像信号 をムービーファイルに変換する機能は装備されていませんのでご了承下さい。
なおビデオキャプチャの作業は別途映像編集用ソフトウェア等をご利用下さ い。
※発売元ではビデオキャプチャリング周辺機器の利用方法や?? 機種に関するご質問にはお答え出来ませんのでご了承下さい。
"composite station"ではキー操作の順序を記録してプレイバックを行う 「オートパイロット機能」が装備されています。
[AUTO]タブを選択するとオートパイロット用の画面が現れます。
[INSERT]キーを押すとレコードのスタンバイ状態になり、オートパイロット を割り当てることのできる[HOME]、[PageUp]、[PageDown]、[End]の4つのプログ ラムキー表示が点滅します。いずれかのキーを押すとパフォーマンスの記録を開 始します。
パフォーマンスの記録を開始すると、記録の実時間のカウンター表示がスター トします。
※ここでいうレコード機能とは、キーを押す間隔やタイミング を記録する機能であり、別のムービーファイルそのものの書き出しを行うための 機能ではありません。ここで記録された情報は"composite station"上でのみプ レイバックするためのものです。"compositie station"にはムービファイルへの 書き出し機能は装備されていませんのでご了承下さい。
パフォーマンスのレコーディングを停止するには[DELETE]キーを押して下さ い。
パフォーマンスのレコードを割り当てた[Home]、[PageUp]、[PageDown]、 [End]いずれかのプログラムキーを押すとオートパイロットがスタートして、レ コード済みのパフォーマンスをリプレイします。
オートパイロットを停止するには[DELETE]キーを押して下さい。
タイム欄には記録された全体の時間と再生の実時間を表示します。
オートパイロット機能はキーボードだけで操作が行えるのでフルスクリーン 再生時にコントロール画面だけが表示されない場合でもショートカットキーだけ で操作が行えます。
オートパイロットを領するときは必ずループ再生(2.3) をオフに設定して下さい。
オートパイロット時には手動で別のムービーやエフェクト機能を重ねて利用 することができます。単調なシーケンスパターンをオートパイロットに操作を任 せて、アクセントやバリエーションを広げる操作を手動で行うときに便利です。
"composite station"ではPCと接続したMIDI機器からのコントロールが行えま す。MIDI対応のキーボード楽器、その他コントローラ、また外部のシーケンサ等 を組み合わせてパフォーマンスの幅を広げることができます。
MIDIとは電子楽器を????して演奏データをやりとりするための インターフェース規格です。PCにMIDI信号変換ケーブルやMIDIインターフェース を接続することにより、お使いのPCとMIDI楽器(キーボード、パーカッション等) を接続して利用することができます。
お使いのPCに下記のいずれかの端子が装備されていることをご確認下さい。 お使いの端子に応じて、別途ケーブルやインターフェース機器が必要となります。
多くのデスクトップ型PCのサウンドカード上にはジョイスティックを接続す る端子が装備されています。コネクタは15ピンのD-SUBメスを利用し、MIDIのイ ンターフェースとしても兼用できるようになっています。MIDI機器との接続には 「サウンドカードMIDIケーブル」と呼ばれる15ピン端子とMIDI端子をダイレクト に接続するケーブルを使用します。
ノートPCにはゲームポートが装備されているケースが少ないた め、上記の方法でご利用いただけない場合があります。その場合はMIDIポートを 確保するために以下の2種類の方法があります。
多くのノートPCのように15ピンのD-SUB端子が装備されていない機種の場合は、 PCカード経由でゲームポートを増設する方法があります。発売元ではアイオーデー タ社の「PCJOY2」というゲームポートPCカードをMIDIインターげーすカードとし て利用できることを確認しています(Windows98環境による)。
USB対応のMIDIインターフェースは様々な新製品が登場しています。USBケー ブル1本だけの接続で電源が不要なためとても簡単にセッティングが行えるのが 特長です。MIDIインターフェースに関する最新の情報は各メーカーのWebサイト でご確認下さい。
USB対応MIDIインターげーすを発売する主なメーカー
USBの登場以前は、シリアルポート(RS232C端子)に接続するタイプのIDIイン ターフェースが主流でした。DTM用のMIDI音源はこのシリアルポートと音源側の TO HOST端子を接続するタイプのものが主流です。ただし機器によってはMIDI音 源が、MIDIインターフェースの代用として利用ができない場合がありますのでご 注意下さい。
"composite station"を利用する場合は、MIDIキーボードの「MIDIアウト」端 子とPCまたはMIDIインターフェース側のMIDI端子の「MIDIイン」端子を接続しま す。"composite station"からはMIDIアウト信号は送出されません。
MIDIのノートナンバーにムービーを割り当てる画面は、キーマップ右肩上の [MIDI]ボタンをマウスでクリックして切り替えて表示して下さい。キーアサイン の方法はPC用キーマップ(2.1)と同様です。
MIDIコントローラから操作が行えるパラメータは、ノートナンバーのオンオ フのみとなります。割り当てられる内容や機能はPC用キーマップの操作の時と同 様です。
※ベロシティコントロールやシュレーションホイール、各種コ ントローラナンバーには未対応です。
"composite station"ではMIDI接続されたコントローラのチャンネルナンバー を自動的に検出して設定して起動します。起動後は接続されたMIDI機器のチャン ネルナンバーを変更しないようにご注意下さい。
※発売元ではMIDIインターフェース機器の利用方法に関するご 質問にはお答え出来ませんのでご了承下さい。
"composite station"では映像素材集[VJ:TOKIO matrialz]が収録されていま すが、このソフトに使い慣れたら次はオリジナルの映像を楽しんでいただくこと をお勧めいたします。ここではオリジナルの映像を作成するためのTIPSをご紹介 いたします。
"composite station"で利用できるムービーファイルの種類は以下のとおりで す。ムービーファイルの拡張子が正しくついていないとファイルの読込が行えま せん。
本製品とともにインストールを行うQuickTime4.0は、QuickTime Proへアップ グレードすることによりムービーファイルの書き出しが行えるようになります。 この機能を利用してムービーファイルのフォーマット変換作業などが行えます。 アップグレード価格は29.99ドルでWebsアイトなどから行えます。
Apple QuickTimeインフォメーション http://www.apple.co.jp/quicktime/
オリジナルムービーへの第一歩は、テレビ番組やCM、レンタルビデオの映像 等々、ちまたにあふれる無限の映像リソースから、お気に入りの映像??をサンプ リングすることから始めてみてはいかがでしょうか
テレビなどのビデオ信号をPC上で取り扱うムービーファイルに変換(取り込む) 作業のことを「キャプチャリング」といいます。キャプチャリングを行うには、 キャプチャリング用のボードやPCカード、またはUSB形式の入力デバイスを利用 する方法があります。キャプチャリング用の周辺機器は定価1〜2万円程度で揃え ることができます。
※テレビや市販のビデオタイトル等からキャプチャリングした 映像は、個人として利用する等のほかは著作権法上、権利者に無断で使用できま せん。
"composite station"は1台のパソコンだけでも動作しますが、実際にVJやラ イブパフォーマンスにご利用いただくには、外部に映像の出力を行う接続が必要です。
PCの画面をそのままビデオに出力できる機種にはスキャンコンバータ機能が 内蔵され、コンポジット信号やS端子などと呼ばれるビデオ出力端子が装備 されています。このような機種をご利用の場合は"composite station"をフ ルスクリーンモード(2.3)でご利用下さい。
PCとズーム拡大機能付きのスキャンコンバータを組み合わせて利用すると、 PCの画面上にインターフェースを利用して、外部に(拡大表示した)映像のみを出 力することができます。
ご利用のPCのモニタ出力端子にスキャンコンバータを接続して下さい。ノー トPCをご利用の場合は液晶画面とスキャンコンバータが接続されたモニタ出力端 子に同じ映像が表示・出力されている必要があります。機器の設定方法はご利用 の機種のマニュアルをご参照下さい。
スキャンコンバータはカノープス社の「Power Presenter 1024」やFOCUS Enhancements社の「TView GOLD」という機種が市価3〜4万円ほどでPCショップに て販売されています。
ノートPCやビデオカードが増設された機種のように、モニタ出力系統が2系統 用意できるPCをご利用の場合、Windows98からサポートされたデュアルモニタ機 能を利用することができます。
ご利用のPCのビデオチップのコントロールパネル設定から「デュアルモニタ」 機能を利用して下さい。
デュアルモニタ機能がサポートされていない機種ではこの画面 設定は行えません。
"composite station"でのモニタ環境や内部処理に関する設定を行う画面です。
"composite station"でムービーのミキシングを軽快な動作で行うには320× 240ドットのムービーを利用することを推奨しています。
640×480ドットの高解像度ムービーを再生しても負担の少ないハイスペック な機種をご利用の場合はムービーの内部処理のサイズを変更して高解像度で合成 を行うことができます。
テロップ機能(2.8でテキスト入力を行う場合のように、 キーボードを特定の機能専用に利用する場合があります。このとき再生している ムービーの動作の方法をキーフォーカスメニューで設定します。
"composite station"では起動時やパフォーマンス時に、モニタ画面の解像度、 色深度を自動的に変更する「モニタリサイズ機能」が装備されています。
起動時には640×480ドットの解像度に自動的にモニターをリサイズしてイン ターフェース画面を表示します。
ノートPCの種類によっては、画面のリサイズ時に中央に画面が小さく表示さ れる(周囲が黒色の縁で覆われる)場合があります。これは画面の[拡張]機能がオ フになっているためです。
ご利用の機種がデュアルモニタ環境を利用できる場合は、[shift]キーと [ctrl]キーを同時に押しながら起動すると表示画面の設定が行えます。
snip.